GEM Partnersは6月26日~28日、新型コロナウイルス流行下でのエンタテイメント消費行動に関する調査「新型コロナウイルスの影響トラッキング調査レポート」の第11回(回答者数4,126人)を実施いたしました。今回はその中から、レジャーや映画館での映画鑑賞に関する結果をご報告します。
- 【調査ハイライト】
- 映画館とオンライン配信で、同値段・同時に提供された場合に、生活者がよりどちらで観たいかは、ジャンルによって異なる。なお、各ジャンルで「絶対に映画館で観たい」割合と、「絶対にオンラインで観たい」割合を比べると、ほぼすべてのジャンルで「絶対に映画館で観たい」値が上回る。
- そもそも、映画館での映画鑑賞と動画配信視聴の訴求点は大きく異なり、それぞれの鑑賞者層によっても異なる。作品特性、鑑賞者特性に合わせた訴求によって、映画館、動画配信のどちらも鑑賞者・視聴者を最大化できるのではないか。
- 昨今メディアで取り上げられた「ファスト映画」などの流行の背景にある、映画をはじめとした話題のコンテンツを多く速く鑑賞したい意向、および、観る前に内容を事前確認したい意向の高さは、男女とも若者、そして映画館での鑑賞頻度の高い映画ヘビー層において強い。ただし、ネタバレについては10代、20代とヘビー層においては拒否する割合も高い。こういった潜在ニーズは今後のヒット作の生まれ方に影響を及ぼすと考える。
詳細は「GEM Standard」にてご確認ください。
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