今年も書き入れ時の夏の映画興行が終わりました。7月、8月の興行収入は、昨年を上回るものの、コロナ前の例年と比較すると6割程度とみられます。こうしたなか、映画産業の市場の基礎となる1年間に映画を1本以上観る映画参加者人口も、この夏も増加には転じず、コロナ禍での減少に歯止めがかかっていない状態です。今回は、夏の映画興行が終わった現在の市場の構造変化について、分析しました。
- 【調査ハイライト】
- 映画参加者人口は減少が続き、2020年1月と比べて33%減
- 性年代別ではシニアの減少率が大きい。ただし、夏に下げ止まりか
- 減少数の内訳をみると、40代、50代の減少が大きい
- 今の来場者を維持し、そしてシニアだけでなく全体の「帰還」が必要
詳細は「GEM Standard」にてご確認ください。
▼【注目の調査結果】夏の映画興行の終わりに 市場の構造変化について